雲散霧消

覚えてられない忘備録

マトリックス レボリューションズ

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THE MATRIX REVOLUTIONS(2003年アメリカ)

監督:ウォシャウスキー姉妹

出演者:キアヌ・リーブス

    ローレンス・フィッシュバーン

    キャリー=アン・モス 他

 

前作からの続き。

ネオは変な波動砲みたいなん撃ってから、変わらず昏睡状態。

裏切りのペインも一緒に昏睡状態。

モーフィアスはハンマー号船長にマトリックスでネオを探して

欲しいと依頼。昏睡状態では無くてマトリックス内に

いると話すマギー。

マトリックス内でネオを探しているも見つからず。

 

そんな中、20時間以内に機械がザイオンに到着し襲撃と

情報が。急いで戦闘準備をする一同。

そんな中セラフから預言者が呼んでるとモーフィアスに通信が。

 

駅で目を覚ましたネオ、目の前には少女の姿。

ここにいるのは変だと言う少女、ここマトリックス?とネオ、

行き先であってここでは無いと少女。

 

一方、セラフに案内されてオラクルの元に来たモーフィアスとトリニティ。

ネオは機械とマトリックスの狭間に囚われていると。

レインマンという不正プログラムより先にネオを見つけ出さないと

救出が困難であると。

レインマンのボスは前作でも出てきたメロビンジアンで、モーフィアス達には

懸賞金がかけられている。

迷わずセラフに付いていくトリニティ。愛だね。

モーフィアスは聞きたい事があるとオラクルに。

ラクルは分かってはいるけど信じるか信じないかはあなた次第ですって

何かのテレビで見たような、大阪弁で言う知らんけどみたいな

セリフ。

 

ネオは少女の一家から色々情報を伺ってる最中。

セラフ達はトレインマンを見つけるも逃げられてしまう。

レインマンのトレイン到着、一緒に乘ろうとしたネオは

乗車拒否されて電車を追いかけるも、コントの様に元の場所に

戻ってくる。

 

マトリックス内でメロビンジアンを訪れるセラフ達。

さっそく激しい銃撃戦も何とか中に入る。

メロビンジアンは救世主の眼と引き換えにネオを返すと条件を。

トリニティの答えは、、、手下に攻撃を始める。

メロビンジアンに銃を突きつけ、ネオを返すか、全員死ぬか?と

カッコいい逆提案。

 

駅で自己問答中のネオ、それくらいしかやる事ないよねって感じの

取り残されかた。

ウン?って気づくと電車がやって来て先頭車両からトリニティが。

とりあえずキッス。助かったネオ。

 

とりあえず預言者に会うと言うネオ。

会いに行ったら、駅で出会った少女とチョコチップクッキー作成中。

ラクル曰く、スミスが全てを飲み込もうとしている。

ネオかスミスのどちらかが戦いを終わらせるだろうと。

セラフが入って来て少女を連れ出す。エレベーターを呼ぶと

停電が起こり辺りが真っ暗。非常階段へ向かうセラフ。

下から大勢のスミスが来ましたよ。大勢。

ラクルの元へもスミス。何にも答えないオラクルは

スミスにやる事を済ませれば?と言う。

そうねとスミス、オラクルも同化してスミスになっちゃう。

 

一方ハンマー号、目を覚ましたペイン、尋問を受けるも

何も覚えていない。何としても思い出させろと尋問は続く。

ロゴス号が見つかったとの事でモーフィアス達は探索、

中からナイオビ達が現れてバッテリーが上がっただけよって。

ザイオン内は戦闘準備中、避難しながらも、女子供も

志願者は戦闘へ。

みんなが戦闘準備中、船を貸してとネオ。

マシンシティで確かめたい事があると。

貸す訳ないじゃんと言われるも、ナイオビが船を貸す事に。

彼氏のローランド超激おこで出て行ってしまう。

ナイオビはネオを救世主と信じている。

 

トリニティはネオと一緒に行く事を決めた。

皆と別れを済まし飛び立とうとしたところ、

裏切りのペイン、トリニティを殺そうとする。

激しい戦闘、トリニティ人質に。

銃を下して後ろを向けと言われ、後ろを向くとトリニティを地下に

落し銃を取るペイン。ネオとの攻防。ここにきてペインが強い。

それもそのはず、ペインは大量スミスの内の一人。

ネオ、電気コードを押し付けられて目をやけど、見えない、

鉄パイプでフルスイングペイン、ネオは心眼発動、

ペインいやスミスの頭をつぶす。

 

ザイオン内では壁を破られて大量のセンチネルが襲ってくる。

一斉射撃で応戦するも、どんどん破壊されていき、大虐殺。

ザイオンに戻ってきたハンマー号、ぎりぎり壁を開けて貰い

EMPを発射。センチネルは動力が切れ、次々と落ちて行く。

しかし、防御システムも動力が落ち、復旧作業するも

間に合わず、新たなセンチネルが大量に現れる。

 

マシンシティにたどり着いたネオ、発電所の上を目指す。

大量センチネルに襲われるネオ、必殺の手をかざし、波動砲みたいな

よくわからん攻撃で退けるも、敵が多いってんで船が持たない。

一気に雲に入り、追いかけるセンチネルは雷に打たれて落ちて行く。

なんとか着陸もトリニティの鉄棒が刺さっている。

最後にキスをとトリニティ、息絶える。

 

マシンとのやり取り、襲われそうになるが、話しを聞いてとネオ。

マトリックス。土砂降りの雨の中、周りに沢山の人だかり、

全員スミス。ここでネオと大量スミスの代表スミスが一騎打ち。

実力は拮抗、いや、やや親玉スミスが優勢か、スミス倒れたネオに

腕を刺し、ネオスミスの出来上がり、も、機械からの刺激が、

元ネオのスミス、目と口から発光、破裂。

すると他のスミス、いやスミス達も破裂。

最後にメインスミスも破裂してしまう。

ザイオン内でもセンチネルが一斉に引いていく。ネオがやったんだと

喜ぶザイオン内。

 

公園のベンチでオラクル、目を覚ました少女サティとセラフ。

セラフに全部わかっていたかと聞かれたオラクルは

とんでもない、でも信じてたわとニッコリ。で終了。

 

ちゃんと完結。最初はムズかったが、3作目ともなると

ちょっと分かってきたのか、分かり易くなっていったのか。

もうすでに3作目ともなると、スミス登場で盛り上がる私。

あの大量スミスに以上に嵌ってしまい、何ならちょっとおもろく

なってきた。

みんなスミスに変わるんです。

 

と、千差万別、色々見方があるが、面白い映画だった。

話の流れ、戦闘、どれをとっても作り込まれており、

見ていて大変楽しい映画でした。

最初は難しくてどうしようと思ったが。

 

でもね、やっぱりね、エージェント・スミスに尽きる。

あいつもスミス、こいつもスミス、夢でもスミス、全部スミス。

 

 

マトリックス リローデッド

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THE MATRIX RELOADED(2003年アメリカ)

監督:ウォシャウスキー姉妹

出演者:キアヌ・リーブス

    キャリー=アン・モス

    ローレンス・フィッシュバーン

    モニカ・ベルッチ 他

 

雨の週末は発散どころの無い子供ら大暴れで、自分の時間は持てず、

雨降るまで公園に行き、部屋で大暴れした際に壊した

掛け時計の破片の掃除など大忙し。

 

さて2作目。

うじゃうじゃいるビル警備員。外に出ると向かいのビルから

トリニティがバイクで飛んでくる。そのままバイクだけを

飛ばし華麗に着地。辺りは炎に包まれ、警備員たちを倒す

トリニティ。入ったわと電話。

 

トリニティが撃たれ、車に落下する夢を見て、飛び起きるネオ。

隣に寝ているトリニティを見て一安心。

 

マトリックス内で会合が行われている。ナイオビが、ザイオン内の

25万の人類に対し、25万のセンチネルが送り込まれてくる話を

している。そんな25万なんてあるかと否定する他の船長たち。

遅れて入ってきたモーフィアスはナイオビを支持。

 

外に車が来る。ネオは何かを感じて入口へ、ネオを呼び出す男、

ネオにお礼と言い封筒を差し込む、ネオが確認すると

エージェントのイヤーピースが入っており、エージェントが

来た。鋼鉄のドアが壊されそうになっている。

 

スミスで無い3人のエージェント、ネオはあっさり撃退し

飛んでいくと後からスミスが追いかけてくる。

ザイオンに戻るネブカデネザル号のミフネがモーフィアスを出迎える。

モーフィアスはすぐにロック司令官の元へ連れていかれる。

ネオがトリニティに尋ねるとナイオビは元々モーフィアスの恋人で

今はロックの恋人ですって。それなんでぎくしゃくした関係なのね。

ロック司令官、命令違反だとモーフィアス言われるも、預言者

救世主とはネオだと信じてるとモーフィアス。ロックは評議会に

モーフィアスの解任を持ちかけると言い、自分に決定権があれば

船に乗れない様にすると。女がらみの嫉妬は大変だと思うが、

まあまあストレートな感情論。

 

エレベーターに乗るネオとトリニティ。エレベーター内でいちゃいちゃ。

扉が開くと大勢の人がネオを囲んで船に乗ってる家族を守って欲しいと

訴える。評議会は始まりモーフィアスがザイオンの民を鼓舞、

祭りが始まる。

 

一方マトリックスの残っていたペインはスミスに襲われ乗っ取りが。

ペインがスミスに。

出発をするネブカデネザル号。船に向かうネオにナイフを向ける

ペイン、キッドが声を掛けたので未遂に。マトリックスに入ると

預言者の元へ。セラフと言う男がいて攻撃を仕掛けてくるも

預言者ボディガード。セラフはネオを預言者の元へ案内する。

預言者ラクル、今、明確な事はオラクルもセラフもプログラムで

あって人間では無い、それを証明する術は無いと。

色々問答があってネオは救世主の行きつく場に行く事になると

伝える。夢で見てると。ってトリニティが撃たれる夢やん。

 

セラフがオラクルを促す。時が来たとオラクル。ザイオンを救う為には

ソースに行く必要があるが、それにはキーメーカーの助けがいると言う。

今は危険なプログラムに捕まっている。助けるチャンスはと時間と場所を

書いた紙をくれる。セラフが急かすので急いでオラクルはその場を後に

すると、そこにエージェント・スミス

スミスは前作でネオに破壊され時に一部がコピーされ、自由に

なった。話してると四方八方スミスだらけ。スミスは他人を

スミスにコピーできるようになっていた。襲い掛かる沢山のスミス、

別のエージェントも何もみんなスミスに変えてしまう。

中々倒せないネオ、ネオは空へ飛んで逃げる事に成功。

見失った大量スミスも一旦解散。

 

マトリックス内でメロビンジアンに会いに行くネロ一党。

よくわからん問答を終えも、キーメーカーを渡す理由が無いと

メロビンジアン。エレベーターに乗り失敗だと言うネロたちの前に

メロビンジアンの妻、美しいパーセフォニーがキスしたら会わせて

あげると。プンプンするトリニティ、ネオは熱烈キッス。

キーメーカーに会えた。

待っていたと言うキーメーカーを連れて逃げるネオたち。

追跡ツインズは透明になり追いかけてくる。

キーメーカーをトリニティに任せ、メロビンジアンと対峙のネロ。

手下を倒すネロ。

出口を探しているモーフィアス達。ツインズに追い詰められる

モーフィアス達。パトカーも追いかけてくる、と、

警察官がエージェントに変身。モーフィアスは車から降り

ツインズ撃破、トリニティはバイクでキーメーカーを連れ

逃げる。激しい死闘、最後はやっと追いついたネオが

キーメーカーとモーフィアスを助ける。

その頃ザイオンには無数のセンチネルが。

 

キーメーカーの言うビルの秘密の階。特別な扉は救世主だけ

入る事が許される。

ネオたちがビルに入るとスミス。

廊下のドアから大量のスミス。

キーメーカーの作った鍵で部屋に入ると部屋中のモニターに

スミス。アーキテクトに選択を迫られるネオ、迷わずに

トリニティ救出を選ぶネオ。エージェントと撃ち合い

落ちて行くトリニティをネオは地面に落ちる前に助けた。

トリニティは息絶えるも、ネオ、直接心臓マッサージで生き返る。

 

大量のセンチネルに襲われる船、逃げながらも奴らを感じるとネオ、

手をかざすとセンチネルが動力を失い落ち、ネオも倒れる。

 

やっぱりムズカシィ~

最後は超能力?

人間とプログラムの境目が私には分からない。

ただ、しっかり作っているウォシャウスキー姉妹。

アクションもしっかり。

設定もしっかり。

キャラもしっかり。

理解が出来れば、ハラハラドキドキ。

しっかりと楽しめる映画だ。

理解半分でも楽しく見れた。

展開も早く、背景も壮大、キアヌもカッコいい。

 

でも個人的には大量のエージェントスミスに嵌っている。

入る事に難しい場所でもどこでもスミスは入ってくる。

大量に。

それ以上は言わんとこう。

マトリックス

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THE MATRIX(1999年アメリカ)

監督:ウォシャウスキー兄弟

出演者:キアヌ・リーブス

    ローレンス・フィッシュバーンなどなど

 

先日のキアヌリーブスの流れから初マトリックスへ。

 

トーマスアンダーソンは大手企業で働くプログラマー

安定した生活。しかし、トーマスには裏の顔が。

得意のパソコンを使い、ネオと言う名前でハッカーとして

活動している。まあまあ危険な仕事にも手を出し、

ちょっとイキっている状態。

 

ある日、トーマスのパソコンのデスクトップにマトリックス

見ているとの文字が。何のこっちゃ分からんが、自分が

ハッキングされたのかもと焦るトーマス。

 

そんな彼の前に一人の女性が現れます。

彼女の名前はトリニティ。美人、スタイル抜群、服装ピッチリの

ちょっとエロ目のお姉さん。

誘われるトーマス、当たり前のように付いていくトーマス。

どんなに怪しくても付いていくわなトーマス。

トリニティはトーマスを男性の元へ案内、男性の名前は

モーフィアス。モーファイスはトーマスに、今、トーマスが

いる世界は現実の物では無く、コンピューターが作っている

仮想世界であると。いきなりトーマスはモーフィアスに

仮想世界と現実世界、どっちで生きるかと選択を迫られる。

困惑トーマス、そりゃそうだ。美女に付いていったら

おっさんに訳の分からない事を言われるんだから。

状況もつかめないトーマスは現実世界で生きると答える。

 

トーマスいきなり意識が亡くなり、現実世界で目が覚める。

しかし、そこにも美女トリニティとモーフィアス。

彼らは仮想世界と現実世界とを自由に行き来できると

また訳分からん事を。

その仮想世界の事をマトリックスと言う。なるほど。

 

モーフィアス曰く、人類を救う為の救世主を探している、

そしてトーマスこそが救世主であると信じており、

自分が率いる戦艦にトーマスを引き入れる。

 

誰もが現実世界で生きていたいと思うわけではありません。

乗組員もたくさんいればそう思う奴も、裏切る奴もいるもんです。

乗組員サイファーです。

サイファーはモーフィアスをつけ狙う敵、エージェント・スミス

モーフィアスを渡すから、自分を仮想現実の世界に入れて貰えるように

持ちかけていた。

トーマスはモーフィアスに仮想世界で敵と対峙する為に

空手のようなカンフーの様なものを叩き込まれていた。

 

ある時、モーフィアスはトーマスをオラクルと言う予言者の元へ

連れて行きます。何かよくわからん予言を受け、現実世界に

戻ろうとした時、エージェント・スミスが2人を強襲、トーマスを

庇いモーフィアスは連れ去られてしまう。

ちなみに現実世界とを行き来するのは、肉体ではなく精神みたいな物

だけで、電話で戻る。裏切者サイファーは船内の仲間を次々殺す。

結果、トーマスとトリニティのみが現実世界に戻る事に成功。

 

トーマスも黙っちゃいられねぇ。

トリニティとモーフィアス救出の為に再びマトリックスへ。

何とかモーフィアスを助けたトーマスの眼前には

めっちゃ強いエージェント・スミス、激しい死闘、

何とか頑張るトーマス、結果敗北。

しかし、トーマス覚醒、さすがは救世主、いきなり

凄まじい力を発揮、エージェント・スミスを撃退します。

 

マトリックスに入っている間は体が無防備、狙われていたが

スミスを倒したトーマスとトリニティ、現実世界へ戻り

敵を退ける。トーマスはネオとして救世主として

仮想世界で指示を受ける。と言うお話し。

 

恐らくその名前を知らない人はいないであろう超有名作品。

超ムズカシイ~

 

現実世界に仮想世界の行ったり来たり、どっちが現実?

多分作ったときはそれはそれは斬新な設定だっただろう。

近い未来はこんな感じって。

そこは何となく理解できるが、まぁ一回では理解出来ない。

 

映画自体はすごく面白い。私が理解が追い付かないだけで

設定などはすごくしっかりと作り込んである。

アクションもスピード感があり、よく宣伝等々だけで見た

スローモーションの演出も。

 

それはそれは、キアヌ・リーブスもアクション俳優にって

話しになりますよ。

それにカッコいい。全身黒ずくめの衣装、画像、サングラス等

かなりスタイリッシュに作り上げている。

トリニティの黒スーツはいやらしい目でしか見れなかったが。

ゴメンナサイ。

 

今まで無視していた映画だったが、かなり面白かった。

続きもあるので楽しみですな。

 

ちなみに監督のウォシャウスキー兄弟、ラナ・ウォシャウスキー

リリー・ウォシャウスキーウィキペディアで見たら

2人とも性別適合手術を受けた事により、ウォシャウスキー姉妹と

呼んでと。彼らでは無く彼女らと。

 

そこの記憶は仮想世界に追いやり2作目に進もう。。

姉妹て。。。

マイ・プライベート・アイダホ

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MY OWN PRIVATE IDAHO(1991年アメリカ)

監督:ガス・ヴァン・サント

出演者:リヴァー・フェニックス

    キアヌ・リーブス 他

 

ポートランドで男娼をして金を稼いでいるマイク。

マイクにはストレスを感じると所構わず寝てしまう

発作的な持病がある。

親友のスコットは父親が市長をしている裕福な家庭の息子。

持ってると持ってるで親に反抗して家出、マイクたちと

男娼をしている。

ちなみにスコットをこの道に引き込んだのはホームレスの

ボブ。ボブはこの辺りのストリートで暮らす若者たちの

ボス的存在で慕われていた。

 

根城にしていた廃墟に遠出をしていたボブが帰ってきた。

仲間たちは集まり、喜んで色々ボブの話を聞いている。

しかし、スコットはええかげんこの暮らしに見切りをつけようと

考えており、ボブに反抗的な態度を取って従おうとしない。

マイクもスコット寄りの為にスコットと行動を共にする。

 

そんなマイク、幼い頃に捨てられた経験があるが、ずっと母親に

会いたいとは思っていた。そこでスコットとマイクは

アイダホに暮らすマイクの兄を訪ねる事にする。

とりあえず、バイクを拝借しアイダホに向かう2人。

盗品バイクが途中で故障、動かないってんで野宿をする事に。

焚火を囲み話をする2人。マイクはスコットへの思いを口にするが、

スコットはマイクの事は親友として見ており、それ以上は無い。

 

何かぎこちない感じながらも、マイクの兄に会う事が出来た。

マイクは兄にずっと胸に秘めてきた事を口にする。

自分の父親は兄ではないのかと。

兄は母親とマイクを会わせたくないと思っていたが、マイクの話を聞き

母親の居場所がわかる絵葉書をマイクに見せてくれる。

 

マイクとスコットは絵葉書を頼りに、母親が働いているという

ホテルへ向かう。しかし、母親、1年前にホテルを辞めて、イタリアは

ローマへ行ったとの事。

たまたまホテルで出会ったゲイ個客のハンスから金をせしめて、

2人はローマへ向かう。

 

教えられた住所はローマでもめっちゃ田舎の農場。辿り着いたが

母親はアメリカに帰国していた。マイクは失望中。

しかもスコット、農場のカルミラという女性と恋に落ちる。

とにかくいちゃいちゃを見せつけた上に、スコット、カルミラ連れて

アメリカへ帰ってしまう。

 

一人残されたかわいそうなマイク、しばらくはローマで男娼するも

言葉はわからない、ストレスと孤独で発作は酷くなる、結局ポートランド

帰ってくる。

以前と変わらぬ男娼しながらのストリート生活に戻ったマイクだが

そこにはスコットはいない、その日暮らしのストリート男娼、マイクは

日々に疲れていく。

 

そんなスコットは別世界。元々はおぼっちゃん。

高級スーツに身を包み颯爽としている。

見かけたボブは、スコットが入った店に入っていき、スコットに声を

掛ける。ボブからしたら男娼の世界に誘った自分は恩人、しかし

スコットは知らない男、出て行けと言い放ち、ボブは追い出される。

ボブ、ショック死。

スコットの父親も亡くなっており、墓地では盛大な葬儀が行われている。

マイクは仲間たちと、そのすぐそばでボブの弔いを始めて大騒ぎ。

その様子を見つめるスコット、マイクと目が合うも言葉を交わす

事は無かった。

 

マイクは一人アイダホに。

真っ直ぐなハイウェイをみている。

道路の真ん中で発作を起こして眠り込む。

一台の車が眠ったマイクを車に乗せ、長い一本道を走り去っていく。

 

何と100本目。

ってんで好きな映画を。

 

設定は強烈。前半はゲイ映画。

話しは進み、スコットは次のステップへ向かう。完全にマイクを見捨て

仲間を相手にしなくなる。裏切者にも見えるが当然と言えば

当然。スコットには選択肢があった。

しかしマイクには無い。繊細で壊れそうな人間だが、その道で

生きるしか選択肢が無い。明言しないが母親と兄の近親相姦の

子供、マイク見捨てられる、ゲイにストリート生活。

マイクには何にもないのだ。ハッピーエンドでは無い映画ではある。

 

それにしてもこの映画、いちいちカッコいいのですよ。

ビジュアルも含めてだが。

リヴァーフェニックスの本当に切ない演技。

本当にかわいそうになる。最後のシーン、一本道を眺めるシーン、

リピートしますわな。

 

それ以外でも男娼集合ポスターの動いて話すシーンとか

コマ送りのベッドシーンとかも、アイデア一杯のオシャレな

作りとなっておるわけです。

イタリアの田舎、アイダホの一本道、バイクだ何だと

ビジュアルもいちいち素敵です。

 

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このパクったバイクもカッコいい。

途中止まるけど。

ハンドルが逆向いてるのよ。

日本でやったら、田舎のヤンキーにも笑われるで。

 

と、好きなのをゴリ押しで褒めちぎるいつものスタイル。

勝手に書いて勝手に喜べるんで100本行ける。

まだまだ楽しめる一人遊び。

 

ちなみに

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このサングラスが欲しいとずっと思っているのだが

どなたかご存知ないですかねぇ

ビジュアルはどうしようも無いのでねぇ

サングラスだけでもってねぇ

知ってる方いらしたらぜひ教えて下さいませ。

ミッドナイト・ガイズ

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STAND UP GUYS(2012年アメリカ)

監督:フィッシャー・スティーブンス

出演者:アル・パチーノ

    クリストファー・ウォーケン

    アラン・アーキン 他

 

ヴァルは本日刑務所から出所。迎えは長年の親友ドク。28年ぶりのシャバ。

ヴァルとドクは元ギャング。ドクは今もかな。

出所したヴァル、まずは出所したからには、、、

ヴァルの希望で売春宿へ行く。しかし、ブランクが長すぎたか

ヴァルのヴァルが調子が悪いってんで

2人はドラッグストアに忍び込み、あれこれ薬をパクる。

精力剤を大量に飲み再び売春宿へ。今度はOK。ヴァル満足。

 

それにしても冴えない表情のドク、女も抱かない。どうしたのか。

実はギャングのボス、クラップハンズ

から明朝10時までにヴァルを殺せと命令を受けている。

ヴァルが捕まっていた理由は、アクシデントでクラップハンズ

息子を殺してしまった。ヴァルだけが悪い訳では無かったのだが

ヴァルはみんなの罪を一人で被って28年も刑務所に。

クラップハンズにヴァルは殺せないとドクは言うが、聞き入れて貰えず。

ハッスル用の大量の薬を飲んだヴァルが車の中で意識をなくすのを見て、

ドクはヴァルを殺そうと思ったがやっぱり殺せず病院へ連れて行く。

 

病院の看護師、二ナは偶然昔の仲間ハーシュの孫で、ハーシュは今、

老人ホームにいる事を2人は聞く。

治療も終わりヴァルの体調も戻り、2人はドクのお気に入りっ娘、

アレックスがいるレストランへ。ヴァルはドクに自分を殺すのはお前だろう?と

問い詰める。ドクも全てを晒し、逃げろと言うが、ヴァルは

今のままで明朝10時までの残り9時間を楽しもうと考える。

 

そうとなれば、老人暴走が始まる。まずは路駐の高級車を勝手に拝借、

老人ホームのハーシュを迎えに行く。ハーシュは管を付けて見るからに病人、

も、2人を見て興奮、迷うことなく施設を抜け出す。

運転得意のハーシュ、高級車で夜のハイウェイを爆走。

パトカーとど派手なカーチェイスを繰り広げ、お見事、逃げ切る。

楽しくなってきた。ずっとやりたかった事は?ヴァルの問いに3P希望のハーシュ、

いつもの売春宿へ。ハーシュ夢がかなう。

 

売春宿を後にし、車に乗り込んだ3人、物音から盗んだ車のトランクに

裸の女性を発見する。

彼女の名はシルヴィア、車の持ち主に拉致されレイプされ

気絶している所をトランクに詰められていた。

いつものアレックスのレストランで彼女の話を聞いた3人は懲らしめに

行く事に。彼らのアジトまで行き、

ハーシュは車で待ち、ヴァルとドクは乗り込んで行き

彼らを縛り上げ、警察に通報してからシルヴィアに復讐を

させてあげる。

 

エエ事したんちゃうのって感じの満足感で車に戻る2人。

ヴァルとドクが車に戻ると、ハーシュは息絶えていた。

2人はハーシュの娘二ナと一緒にハーシュを埋葬。

静かに友を弔った。

 

残り時間は4時間、アレックスのレストランで食事をとる2人。

ヴァルはドクの行方が分からないと言っていた孫はアレックスだろうと

言い当てる。ドクは認めて、再度クラップハンズにヴァルは

殺さない旨を告げる。

しかしクラップハンズ、アレックスの存在を知っており

彼女を使ってドクを脅す。

ドク、店の人にアレックスへのメモと家のカギを託ける。

ヴァルは殺されるつもり、懺悔を済まし、死装束のエエスーツを

パクっている所にクラップハンズの手下が。

ドクはヴァルに向けた銃で手下を撃ち、邪魔するなと伝える。

 

正装した2人、固く抱擁を交わす。

ドクはアレックスに電話し、真実を伝える。

そして2人は銃を持ち、クラップハンズの事務所を襲撃する。

 

ってお話し。

更にアル・パチーノの方をおかわり。

 

渋いね~

アル・パチーノクリストファー・ウォーケン

2人の演技のやり取りを見て行く映画です。

シャバに戻ってはしゃぎ気味、ちょっと疲れ気味、落ち着いて、

はしゃいじゃいるが、ドクの事を理解してちゃんと見ている様な

言動、ドクに殺されるのなら仕方ない感じ、と話の流れで

演技で心情を見せるアル・パチーノ

終始、控えめ、ちょっと振り回され気味、顔が怖いのに

弱気な表情のクリストファー・ウォーケン

 

それぞれのキャラの演技が、話しの流れを作っていく。

場面もアレックスのレストランと売春宿とを行ったり来たり

だが、明朝10時までの時間がとてもリアルな時間経過。

 

最後の銃をぶっぱなすシーンもカッコいい。

最後までやらずに終わるのもオチとしてはとても良い。

 

とあくまでも個人的感想が好き嫌いに偏り過ぎているのは

分かっている。分かっているが、

やっぱり有名俳優はおじいちゃんになっても最高だな。

アクションあっても、コメディあっても、女性があっても

安定感が抜群。

話しがどんどん面白くなっていく。

酒がどんどん美味くなる、飲み過ぎる。

良いのか悪いのか分からんような映画生活を楽しんでいる私。

 

仕事に戻ろう。。。。

 

ヒート

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HEAT(1995年アメリカ)

監督:マイケル・マン

出演者:アル・パチーノ

    ロバート・デ・ニーロ

    ヴァル・キルマー 他

 

ニール一味は犯罪チーム。今日も輸送車強盗を行うが、新入りウィングローが

イキって警備員を一人射殺。計画は狂うは証人は出たらってので

警備員全員射殺。分け前渡してウィングローを始末しようとしたが

逃亡される。

 

ヴィンセントは腕の良いベテラン刑事。

ニールたちの事件現場を見て一流のプロと判断。

逮捕に意欲を燃やす。

ヴィンセントは再婚相手ジャスティンと連れ子のローレンと暮らして

いるが、仕事一筋、真面目で融通効かないヴィンセントと2人は不仲。

再度の離婚も見え隠れ。ヴィンセントは気にせずテレビを見ます。

 

一方ニール、カフェで逆ナン体験、書店で働くイーディーは店で良く

見かけると声を掛けてきます。セールスマンですって適当に名乗るも

エエ仲に。

ニールが家に帰ると仲間のクリスがいます。

妻のシャーリーンと喧嘩して追い出されてニールの家に。

ニールは何時でも逃げれる様にとアドバイスするも

クリスは煮え切らない。ご機嫌取る様にって小遣いを貰う。

 

親玉ニール、強盗した証券をヴァン・ザントと取引の話をしながら

シャーリーンの浮気を確認。説得。

移動して取引現場に行くも殺し屋が来たもんで返り討ちに。

ヴァン・ザントに電話して脅す。ニールは仲間家族と食事を、

寂しく思ったのか、羨ましく思ったのかイーディーに電話を掛ける。

ここでヴィンセント、しっかりと監視してました。

ニールの次の仕事の情報も得ています。

貴金属店に忍び込むニール、包囲を固めるヴィンセントも

若手警官が物音立ててバレる。結局逃げられてしまう。

マークされてる事に気づいたニールはヴィンセントを罠にかけ

望遠カメラで写真を撮り、素性を調べて認識する。

 

ニールを尾行しているヴィンセントは、接触しコーヒーに誘う。

お互いが認識し、対決姿勢に。

ヤバくなったら身一つで逃げるよっていうニール、ちょっと

気に入って刑務所には入れたくないが、躊躇なく撃つよとヴィンセント。

 

次の銀行強盗、難なく成功させるも密告を受けていたヴィンセントが

現れ、街中の銃撃戦に。ニールは負傷したクリスと逃げれたが

仲間のドンとマイケルは射殺、テレビに映ってるもんだから

イーディーにバレる。ドンのヨメも射殺されたのを確認。

 

ニールはこりゃダメだってんで逃亡を計画しだします。

クリスの手当てを済ませ、今回の裏切り者トレヨの始末と思ったら、

彼の彼女の死体と瀕死のトレノ、犯人はヴァン・ザントと

ウィングロー。頭にきたでと居場所を探す。

 

クリスの彼女、シャーリーン、頼った浮気相手が警察の協力者で

クリスを裏切る様に指示、シャーリーンは仕方なく引き受ける。

クリスはシャーリーンを迎えに行くが、こっそり合図した

シャーリーンに気付き、クリスは逃亡。

ニールは怯えるイーディーを何とか説得し、一緒に逃げようと。

何かと色々言われ渋々納得。

ヴィンセントは帰ったら知らない男、ジャスティ

浮気を告白、ヴィンセントはキレるが言い負かさたので

仕事へ。逃げられた事を確認し家へ戻ると自殺を図った連れ子の

ローレンを見つける。

 

空港へ向かうニールにウィングロー発見の電話、空港ホテルに隠れてるって

ので、一緒に逃げてたイーディーにちょっと用事でとハンドルを切り

空港ホテルへ。忍び込み、火災報知機を鳴らし、騒ぎの中

ウィングローを処刑。

 

病院にいたヴィンセントはポケベルを無視、ジャスティンは

やり直せないかと言うが、自分は変われないとだけ告げて

現場へ。

 

ニールはイーディーの待つ車に戻ってきたが、駆けつけてきた

ヴィンセントを見て、未練タラタラもイーディーを置いて逃げる。

発砲しながら逃げるニール、追い詰めるヴィンセント、物陰に

隠れているニール、飛行機の着陸等に影が浮かび上がるニール、

そこを発砲ヴィンセント。

最後は警察には戻らないと言っただろうとニールは言い

手を差し伸べる。その手をヴィンセントが握るとニールは

息絶えた。ってお話しです。

 

アル・パチーノロバート・デ・ニーロ、おかわりしました。

まずは警察署長しとけと言った自分の発言を謝罪。

アルパチーノカッコいい。ショットガン似合い過ぎ。

ロバート・デ・ニーロもめっちゃダンディ。

話しもタダの警察と犯人だけでは無く、各人のパートナーを

交えて、各々の苦悩とか葛藤までもを描いている。

街中での銃撃戦、都度都度の襲撃多めとハードボイルドな

アクション映画だが、その一言では終わらせない人間模様が

描かれている。

 

アル・パチーノロバート・デ・ニーロの演技合戦も

鳥肌が立つくらいに凄い。

一緒に出てるシーンなんてあんまりないけど、

コーヒー飲んでるシーン、最後の銃撃戦、これだけでも

存在感がハンパない。銃撃戦何か音楽とかほぼ無し、長め、

でも見てられるくらいのシーン。

面白い映画だった。

 

テンション上がった。

酒量も増えた。

良かった。

ボーダー

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RIGHTEOUS KILL(2008年アメリカ)

監督:ジョン・アヴネット

出演者:ロバート・デ・ニーロ

    アル・パチーノ 他

 

射撃練習に勤しむタークとルースターは次々に事件を解決している

30年相棒の刑事。

ある時、凶悪犯ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。

殺された殺人犯たちは裁判で無罪になったり、罪が軽くなったり

したヤツばかり。

その為に犯人は警察官では?という疑いが浮上。

ニューヨーク市警は刑事達にカウンセリングを受けさせて

犯人を探ります。

 

以前、ランドールという男性が恋人の娘を殺害、弁護士が敏腕で

無罪に。有力な証拠が無い為に、タークは銃をランドールの荷物に

忍ばせ、証拠をでっちあげ有罪に。

ルースターは見ちゃったのでショック、タークを尊敬してたのに。

 

ただし、ルースター、30年の警官勤めで嫌と言うほど悪人が無罪に

なるのを見ていた。正義感からなのだが、法律が裁かないのなら

自分が裁けば良いと、横道反れた考えに。

 

最初の殺人は手が震えたが、だんだん麻痺。

若い連中に犯人は刑事である可能性を自分で話したりして。

若い連中が思い浮かべたのは皮肉にも熱血漢ターク。

裏で殺人を続けるルースター、12人目の際には

いよいよみんなもタークとルースターを疑い始める。

 

上司がルースターを呼び、ターク怪しくないって聞いても

タークを庇えば庇うほどターク不利の状況。

 

ヤクの売人スパイダーにおとり捜査を仕掛けるも失敗、

麻薬組織壊滅に追い込めるので、さらにスパイダーに

おとり捜査を掛ける。

ルースターはスパイダーを射殺した後に、タークに

自分が犯人とバラす。自首を勧めるもルースターは

逃げる。タークはルースターを撃つ、救急車を呼ぶタークに

ルースターはキャンセルしてくれと言い、タークのでっちあげの

罪も被って死ぬ。

 

相棒のいなくなったターク、今日もソフトボールを見に行き

指導をしている、で終了。

 

あまりにもカッコよかったので、ロバート・デ・ニーロ

アル・パチーノの映画へ。

 

やはりカッコいい。

ずっと2人のやり取りをしてて欲しい位。

あまり難しく無く張り巡らされた伏線、善悪の行ったり来たり、

と、まぁ普通に面白く見れるのだが、この2人の競演、演技で

全体の点数を上げてる映画。

 

アル・パチーノは大分お年を召したので、バンバン撃つよりも

セリフの多い警察署長とかやったら、、と、ちょっとイキッた

感想を述べてみる。

 

2人の競演を堪能出来た、良い映画でした。