雲散霧消

覚えてられない忘備録

グラン・トリノ

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GRAN TORINO(2008年アメリカ)

監督:クリント・イーストウッド

出演者:クリント・イーストウッド 他

 

超偏屈老人ウォルト、唯一の理解者の妻が亡くなり

短期で口が悪く息子夫婦とも仲良くない。

亡くなった妻が神父に自分が死んだらウォルトに気を配って欲しい、

懺悔に行かせてと言っていたが、神父にも悪口言って追い返す。

ウォルトの地域にモン族の移民が移り住むようになり

騒がしくて大嫌いなウォルト。

ある日、隣家のモン族のタオがモン族不良にそそのかされて

ウォルトが大切にしているグラントリノを盗みに。

気づいたウォルトは銃を持ってガレージに、不良を追い返す。

モン族の隣家は追い払ったウォルトにお礼の品々を玄関先へ、

タオの姉、スーは何でか親近感を持ちウォルトに絡んでいく。

 

これまたある日、黒人に絡まれているスーをウォルトが助ける。

ウォルトの誕生日に施設に入れようとした息子夫婦を追い返し

一人ぼっちのウォルトをスーが自宅のパーティーへ、

この日を境に隣家と交流が出来て行く。

 

スーと母親はダメ弟のタオをウォルトの弟子に。無理矢理。

真面目なタオがちょっとかわいくなってくるウォルト。

日々が充実して行ったが最近、血を吐くので病院行ったら

余命幾許もない状況、息子には打ち明けられず、タオはウォルトの

体調を気遣い、ウォルトはタオの将来を気遣う、強い絆が2人には

出来てきている。

 

モン族の不良達、しつこくタオに絡みけがをさせる。

ウォルトが怒り、不良を痛めつける。

報復に不良達、タオの家にマシンガンを撃ちこみ

スーをレイプ。

ウォルトは密かに身辺整理を始め、教会で懺悔し、タオを

落ち着かせ、一人で不良達の家へ向かう。

不良達を煽り、タバコを口へ、思わせぶりに懐へ手を入れ

それを見た不良達は銃と勘違いし、ウォルトを射殺。

ウォルトの手に握られていたのはライターだった。

目撃者多数、丸腰ウォルトを撃った不良達は長期刑確実に。

ウォルトは自分が犠牲になる事でタオやスーを守り、

グラントリノは友人のタオに譲ると遺書まで作成していた。

ってお話し。

 

一回おじいちゃんに戻って見た。

映画としては面白い。アメリカで実際社会問題として

あるんだろうと思う内容。

理不尽って言うの?

個人的にはしつこい不良とかの物語はあんまり好きではないが。。

 

クリント・イーストウッドはいつも最高。

ボヤきの漫談を見ているようだ。

ずっとブツブツ文句を言ってるおじいちゃん。

フフって笑う感じでずっと見ていられる。

良い映画でした。

 

グラントリノ。題名になってるが、あまり活躍は無かったと

思っているのは向こうの方に置いておこうっと。