雲散霧消

覚えてられない忘備録

ダーティー・グランパ

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DIRTY GRANDPA(2016年アメリカ)

監督:ダン・メイザー

出演者:ロバート・デ・ニーロ

    ザック・エフロン などなど

 

結婚を控えた弁護士ジェイソン。

祖母の葬儀の為に訪れた所、祖父のディックから夫婦の思い出の地まで

共に旅をして欲しいと頼まれる。

仕方が無いので一緒にフロリダへの日帰り旅行をする事に。

翌日ディックを迎えに部屋へ行くとディックはポルノを見て自家発電中。

結婚前から彼女の尻に敷かれまくっているジェイソンは

車は彼女のかわいいやつに変えられるは、旅の道まで言われる始末。

ディックはそんなの無視で道も勝手に変えてしまう。

途中の店で高校の同級生シャディアが声を掛けてきますが

ウエイトレスと間違えて金を渡すジェイソン、ラッキーと思い

逃げようとするシャディア、追いかけて一緒にいたゲイのブランドレーと

女性のレノーアとも顔合わせ。ディックは大学の教授でジェイソンは

カメラマンと嘘を付き仲良く、レノーアの目標が大金持ち、大学教授、

新入生とベッドインだったので、ディックを誘い始める。

ディックはその時からレノーアとベッドインが旅の目的に変更。

行き先を変える、ジェイソンの携帯のロックを解除しレノーアにメール、

ゴルフのカートを直結してエンジンをかけるとはちゃめちゃ。

ジェイソンは彼女に行動を逐一報告しなければならないが、ディックに

いいように振り回される。

行き先をデイトナビーチに変え、パーティー会場へ。

ディック、小うるさいジェイソンの酒に薬をまぜ、ジェイソン

スパーク。コカインをし、助けにきたディックらを振り切り

バイクで立ち去る。当然翌朝連行される。

踏んだり蹴ったりのジェイソン、ディックからイベントでレノーア達の

彼氏と勝負して勝ったら何してもOKを貰ったので勝負する事に。

ディックは途中逃げたジェイソンのせいで負けそうになったので

花火を発射、相手をKOする。

どうにも何でも出来る祖父はおかしいと聞いた所、実は元特殊工作員

任務が長く、親子の時間が持てず、あまり情報が無かった様子。

ディックはレノーアをダンスに誘い、ゲイを助けて、絡んだ連中を

全て倒してと相変わらず大暴れ。

ディックが絡まれた奴らに連れていかれたとゲイがジェイソンに連絡するも

助けに行くと、ディック、仲良くなって一緒に大麻を吸っています。

あまりの祖父の自由さと、シャディアとの良い関係、結婚相手の事など

色々あるが、元は真面目なジェイソンは結婚式に納得いかないまま臨む。

ディック、スライドショーの画像を旅行中の乱痴気騒ぎに、ハッキングまでして

変更。式、滅茶苦茶、ディックは海外へ行くシャディアを追いかけると

ディックを車に、追いかけてきた父親にスタンガン、気絶させ一緒に車に。

猛スピードでシャディアの乗ったトラックを追いかける、トラックなぜか

逃げるからレース状態に。パトカー続々も何とかシャディと会い

2人で旅に。ディックは年金3か月分で買ったカメラをプレゼント。

一度聞かれたディックのタトゥーの意味は抑圧からの解放と教えて貰う。

帰宅したディックを待っていたのはレノーア、2人は年寄りプレイで

ベッドイン。後日、帰ってきたらディックとレノーアに子供が。

相変わらずの祖父、最後はカンチョーでフィニッシュ。

 

殺った殺られたの映画から一転、超おバカ映画へ。

しかもロバート・デ・ニーロ

こんなん大丈夫なの?って思いながら見るもめちゃくちゃ

面白い。

下ネタ、薬、酒とおおよそ下品のオンパレード。

悪ノリし放題とデニーロが出る映画じゃないだろうと思うような映画。

けど話の流れは結局は孫の精神的な開放と自分の余生を楽しむ、

何なら自分の子供とも分かり合うというハートフルな話。

全ての解決方法が極端で悪ノリで下品なんだけどね。

私はこんなおじいちゃんになりたいと思ったね。

好きでしたね。面白い映画でした。

 

しかし、好きだからかもしれないが、ロバート・デ・ニーロ

言うと、変な下ネタでも深い言葉になる様な。

しっかりと影響されてるな、オレ。。。

ゴッドファーザーPARTⅢ

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THE GODFATHER PARTⅢ

監督:フランシス・フォード・コッポラ

出演者:アル・パチーノ

    ダイアン・キートン

    アンディ・ガルシア

    タリア・シャイナ 他

ファミリーのドン、マイケルは父親の名前から付けたヴィトーコルレオーネ財団を

立ち上げ、シチリア復興の寄付でバチカンから叙勲。

合法ビジネスへの全面転換を画策。

マイケルの息子を後継者にしようとも息子アンソニーは嫌なんで

オペラ歌手を目指す。

代わりに後継者には甥っ子のヴィンセント。

新興ボスのザザとマイケルの仲が悪くザザはヘリでマイケルを襲撃、

ヴィンセントが助けマイケルは無事も、友好ファミリーの幹部が結構やられる。

犯人はザザ単独ではなく、マイケルを追い落としたいドン・アルトベッロ。

窓口のギルティ大司教やらを仲間に入れ、マイケルの投資した金を横領。

さらにマイケルは糖尿病が酷く、低血糖発作などを起こしてしまうくらい。

 

ヴィンセントはマイケルの指示を受けずにザザを暗殺。

マイケルに勝手しない様に怒られちゃうヴィンセント。

今度は一応従妹になるマイケルの娘、メアリーと恋仲に。

マイケルは病状も落ち着きトマシーノの屋敷に滞在、ヴィンセントに

アルトベッロのスパイを指示、黒幕ルケージを突き止める。

ルケージとアルトベッロは殺し屋モスにマイケル暗殺を依頼。

マイケル、息子のオペラ歌手デビューを見る為に観劇へ。

直後にトマシーノが暗殺され凹んだマイケル、娘と別れる条件で

ヴィンセントに全件引継ぎ、ルケージ、アルトベッロ、ギルティの

暗殺を指示。

アンソニーデビューの日、マイケルに向けて殺し屋が、

マイケルの警護に当たっていた部下は殺される。

同時期、ヴィンセントが放った殺し屋がルケージ、アルトベッロ、ギルティの

3人の暗殺に成功。

殺し屋モスカが観劇後こっそりマイケルへ近づく、銃弾を放つ、

ヴィンセント気づいてモスカを射殺も、モスカの撃った銃弾は

マイケルを負傷させ、そばにいたメアリーの命を奪う。

マイケル絶叫。

からの何年後、シチリアの庭で椅子の上からゆっくりと崩れ落ちる。

孤独と失意の中、マイケルの波乱の生涯が終わる。

 

3作目。

晩年のマイケルストーリー。

家族、ファミリーの事を考えて行動しているが、そこはマフィアの

ボス、理解される事なく、結局最後は孤独と失意の中死んでいく。

マイケルの苦悩などが切なく感じられる映画内容。

まぁマイケルの方が鬼畜なんだけどね。

 

それにしてもアル・パチーノの演技がやばい。

撃たれた娘を抱いての絶叫、震えた。

最後の亡くなるシーンも。

飴ちゃんで落ち着く所も。

間違いなく名作と言える内容、演技で素晴らしい映画でした。

 

個人的にはアンディ・ガルシアの常にちょっとにやけてる感じも好き。

メアリーとパスタを作ってるシーンがもう何かエロくって。もう。

 

良い映画でした。

 

 

ゴッドファーザー PARTⅡ

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THE GODFATHER PARTⅡ

監督:フランシス・フォード・コッポラ

出演者:アル・パチーノ

    ダイアン・キートン

    ロバート・デ・ニーロ などなど

 

ヴィトーの若かりし頃と、マイケルの現在との話。

少年ヴィトーは父親が地元マフィアのボス、ドン・チッチオに

殺され、報復を企んだ兄も返り討ち、ヴィトーもやられそうになるが

母親が身代わりに殺され、少年ヴィトー、アメリカの移民船で

ニューヨークへ。成長したヴィトー、ここでやっとロバート・デ・ニーロ

結婚し食品雑貨店で真面目に働くもギャングのファヌッチのせいで

職を失う。隣人コソ泥クレメンゼの誘いで空き巣家業へ。

テシオを加えて窃盗家業も軌道に乗ってきた時にまたもや

ファヌッチ、高額のみかじめ料を要求。ヴィトーは仲間に

任せる様に言い、ファヌッチを暗殺。ファヌッチは街の嫌われ者、

ヴィトーは尊敬されるようになり、そのまま町のボスへ。

オリーブオイル輸入会社を立ち上げ、表向きにはただの商売人へ。

アメリカで成功を収め、故郷のシチリアへ出向いたヴィトー。

親の仇、ドン・チッチオと会い復讐を果たす。

 

さてマイケル。親の跡を継ぎ、5大ファミリーのボスを暗殺。

マフィア会の超権力者に。ニューヨークの縄張りを巡って

ロサト兄弟と争っているペンタンジェリと会う。

ロサト兄弟の後見人はマイケルの盟友ロス。

その晩マイケル就寝中に銃撃される。

犯人の正体は分からない、本拠をトムに任せ、ロスと会う。

ロスには犯人はペンタンジェリだと告げる。

次にペンタンジェリと会い、犯人はロスと分かっているから

ロサト兄弟と会談して欲しいと告げる。

会うが裏切られてペンタンジェリ、ロサト兄弟に暗殺未遂。

ちょっと飛ばしてキューバでロスの誕生日パーティー

マイケルはうっかり話したフレドのせいでロスの内通者は

フレドと気づく。

 

ロスの暗殺には失敗、フレドは逃げる、ヨメさん流産でマイケルショック。

さらにロスの差し金で裁判に掛けられるも、何とか逃げ切る。

でも奥さんマフィアのボスの嫁は嫌と出て行く。

マイケルは上手くいかない自分をどうすればいいのか、母に尋ねたり

するも母親も亡くなる。

 

マイケル、全ての精算に移る。

義兄トムを使い刑務所のペンタンジェリに家族を守る為に

自殺しろと言い自殺させる。

亡命失敗、アメリカに戻されたロス暗殺。

最後に兄のフレドも暗殺。

全てを終わらすも虚ろな表情を浮かべるマイケルのシーンで

第2部完。

 

2作目。

やっとロバート・デ・ニーロが出てきた。

ヴィトーのゴットファーザーになるまで。

マイケルの現在と2部構成みたいな感じの作り。

やっぱりこの映画は結構細かく作り込まれており、

今の年齢でもう一度見たのは良かった。

子供の私では最後まで行かないな。

 

ロバート・デ・ニーロは誰も疑わない位、若い時のヴィトー

だった。演技も何なら話し方までも。

素晴らしい。

 

アルパチーノもやっぱり素晴らしい。

すっかりゴットファーザー

最初の好青年の面影無し。

ゴリゴリのマフィアの顔から、最後は家族まで

減っていき、遠くを見つめる悲しそうな表情まで、

場面場面で引き込まれる様な演技。

2作目も名作に相応しい素晴らしい映画でした。

 

一気に3作目いくぜ。行けるぜ。

ゴッドファーザー

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THE GODFATHER(1972年アメリカ)

監督:フランシス・フォード・コッポラ

出演者:マーロン・ブランド

    アル・パチーノ 他

 

一作目。

ニューヨーク5大ファミリーで最大の勢力を誇るコルレオーネファミリー。

ドンのヴィトーの娘の結婚式が盛大に開かれていた。

ヴィトーには他に3人の息子と一人の養子がおり、

末弟のマイケルは一人だけ裏社会に入らず、大卒から軍隊、戦場で

活躍から英雄扱い。

式の最中もヴィトーには娘を襲われた葬儀屋から復讐依頼や

干されている歌手からの相談でプロデューサーを脅すために

大事に育てていた馬の首を切り落としたりと大忙し。

 

ある日、5大ファミリーのタッタリアの密売人から麻薬の取引を

持ちかけられるがヴィトーは拒否。ただ長男ソニーが乗り気の為に

密売人は邪魔者のヴィトー暗殺を計画。襲撃したがヴィトーは

一命をとりとめる。全面戦争は避けたいので様子を見てる中、

マイケルは見舞い中に襲われそうになるヴィトーを助ける。

長男ソニーは激情型、切れてタッタリアの跡継ぎを殺害、全面戦争突入。

怒りに燃えるマイケルはレストランで相手方殺害、シチリア逃亡。

コルレオーネファミリー、勝利間近で妹コニーが旦那のカルロに

殴られているのを聞き、ソニー激怒。旦那のカルロを問い詰めに

単身飛び出し、料金所で一斉射撃され殺される。

 

一方シチリアでマイケルは現地美女と知り合い結婚、ウキウキしてる

所に暗殺部隊が。

護衛役が裏切り車が爆破、マイケルは無事だが妻が爆死。

ヴィトーは体調が良くないけど、タッタリアと手打ちし、マイケルの

安全を保証させる。マイケルは帰国し正式に跡継ぎに。

なんやかんやあり、マイケルは妹コニーの息子の洗礼式に

会談を持ちかけてきた5代ファミリーのドン、バルジーニと

他のボス、ソニー暗殺に加わっていたコニーのダメ旦那、

その他を一斉暗殺。

何も知らない妹コニーはマイケルに人でなしと罵り、

妻は事実かを問うてくるもマイケル否定。

すっかりボスのマイケルに忠誠を誓う奴を眺めるシーンで

第一部終了。

 

はじめてのゴッドファーザー

トライはした事はあったが、若かりし私、暗さと長さについていけず。

最後まで初めて見た。

 

まずは、ロバート・デ・ニーロ出てへんがな。

エイドリアンを他の映画で初めて見た。

マフィア怖い。マーロンブランドとアルパチーノの演技はカッコいい。

重厚な映画。

昔のマフィアのドンて義理と人情で成り立っているのが分かる映画。

結構綿密に作られており、大人になって見ると分かる良さが有る。

一気に見る事が出来た、名作と呼ばれるのにふさわしい映画でした。

 

アルパチーノが優等生からマフィアのボスになるまでの

早めの変貌ぶりも見どころです。

 

女性関係の移り変わりも早めです。

 

次作はロバート・デ・ニーロ出てくるんかな。

 

昼下がり、ローマの恋

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MANUALE D'AM3RE(2011年イタリア)

監督:ジョヴァンニ・ヴェロネージ

出演者:ロバート・デ・ニーロ

    モニカ・ベルッチ

 

タクシードライバーに扮したキューピットがそれぞれ3世代の

男の恋愛を見せる恋愛マニュアルシリーズの映画。

 

青年のロベルトは弁護士で、ある日農場に居座る老夫婦の立ち退き交渉を

命じられる。意気揚々、乗り込んでいくも立ち退く気が無い彼ら。

出世が掛かっているので、町に滞在していたが、町民に受け入れられ、

地元女性に手を出し、自分の彼女と別れられないってんで、地元女性に

別れを告げる。最後に農場を訪れ、予定よりも多めの賠償金を提示、

追い出す権利はないから居座って欲しいと告げ去っていく。

端折ると訳分からんがこれ第一部。

 

中年のニュースキャスター、ファビオ。ある日のパーティー

精神科医エリアナに手を出す。一度きりの予定がエリアナしつこい、

断り切れずにカー◯ックスしようとしたが、動き出す車、パトカーに追突、

そのまま御用に。そこでエリアナがストーカー常習犯のガイアという名前で

エリアナは彼女の精神科医の名前だと知るファビオ。2人の情事のDVDを

ばらまくと脅すガイア。お金で解決しようも取り付く島もない。

嫁子にばれて出て行かれる。仕事は左遷と散々のファビオ。

やっとの思いでDVDを手に入れ川へ投げ入れるも通りがかりの船がキャッチ。

ファビオ必死で船を追いかける。

第2部完。今の所マニュアル感は無し。

 

老人のエイドリアン、7年前に心臓手術を受けてから禁欲生活。

アパート管理者で友人のアウグストに追い出せレて、行場なく

困っている娘のビオラを助けて家に泊める。

ビオラはパリのブティックで働いてると嘘をついている

ストリッパー。父親にバレる。

ビオラは美人でいやらしいスタイルのモニカベルッチ。好きです。

そんなこんなで一緒に暮らしてたが、最中に父アウグストが訪ねてきて

居留守を使ったら、心配され警察呼ばれ関係バレる。

アウグスト発作から病院へ。エイドリアンはビオラに愛の告白、

シチリアの小さな島で暮らし、男の子を授かる。

 

とオムニバスです。

ロバート・デ・ニーロの予定が3部目でやっと出てきます。

イタリア語です。

恋愛にモメ事は付き物なのねって思う映画です。

恋愛マニュアルではありません。

キューピットもその辺のヤツです。

モニカベルッチは無条件でOK。大好き。

 

すんなりゴットファーザーに行かずに一本挟もうと思って見た映画。

まあまあなコメディ。

イタリアの田舎の風景は私も大好き。

全部イタリアだったんで個人的には見やすい。

ロバート・デ・ニーロ出て無かったらどうすんねんとは思うが

面白かった。

 

俺もモニカベルッチと田舎の島で暮らしたいと切に思う

イタリアン映画でした。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

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ONCE UPON A TIME IN AMERICA(1984アメリカ・イタリア)

監督:セルジオ・レオーネ

出演者:ロバート・デ・ニーロ

    ジョー・ぺシ

    ジェニファー・コネリー などなど

 

禁酒法時代のニューヨーク。ユダヤ系移民のヌードルスよくある

貧困層の仲間とつるんでいる不良少年。

ブロンクスから越してきたマックスも仲間に入り、辺りを

仕切ってるボスのバグジーに内緒で酒の密売を手伝い儲け始める。

いっちょまえのギャングになっていき、稼ぎの半分を

みんなの物として駅のコインロッカーに貯金していく。

 

ある日ボスのバグジーの報復に合い、仲間のドミニクが射殺され

激おこヌードルスバグジーを刺殺し刑務所へ。

 

6年後、出所してきたヌードルスをマックスがお出迎え。

マックス達は表向きは葬儀屋、裏では酒の密売で稼いでいたが、

マックスが大物マフィア、フランキーから仕事を貰っていたが

ヌードルスは簡単に仲間を裏切るフランキーを警戒、

マックスとぶつかるも、すぐに仲直りする位の親友関係。

 

時を進めて、禁酒法も終焉の方向、政治家から裏仕事を請け負う

マックスと、嫌うヌードルス、まともや喧嘩、対立し始める。

ヌードルスはレストランの息子、モーと幼馴染だが、妹のデボラと

愛し合っている。デボラは女優になりたいという夢があり、

ハリウッドへ旅立つ際にヌードルス、どうにもならない

思いから無理矢理レイプ。無茶苦茶。

 

いよいよ禁酒法廃止、マックスは銀行強盗すると言う。

マックスの愛人がヌードルスに依頼し、未遂で終わらし

マックスを刑務所へ送りたい、実行したら射殺されると。

ヌードルス、仲間の命を救うために警察にチクったが

現場に向かう前に警察から襲撃、車炎上、マックスの遺体

損傷が激しすぎな状況、しかも仲間を売ったってんで

ヌードルス命を狙われニューヨークを離れる。

ロッカーに貯めてきた金を逃亡資金にしようと思うが

中はからっぽ。

 

それから35年、誰かからニューヨークに呼び戻されたヌードルス

マックスの墓へ行くとコインロッカーのカギ、ロッカーを開けると

大金と次の仕事の前金ってメッセージ。

次にベイリー長官の立ち上げた財団で働くキャロルの元へ。

そこにはデボラの写真が。怪しいってんで会いに行くと

デボラはベイリー長官の愛人だったが、息子はマックスに

そっくりやん。ってんでベイリー長官と会うとマックスじゃん。

 

35年前の出来事は組織が仕組んだ罠で焼死体も偽物。

現在は汚職事件で窮地の為にヌードルスに殺してくれと

頼むマックス、断りその場を去るヌードルス

追うマックスは動き出したゴミ収集車と共に姿を消す。。。

 

超大作。

長い。

でも一気に見れる。

10代から20代、飛んでおじいちゃんになるまでの時代、3時間30分位の

映画でも、マフィアの一生では無く、友情の方にテーマの重きを

置いてるような感じだから見やすかったのかな?

難しかった。マックスは服従しないヌードルスを組織から守って

いたのかな?複雑で謎が残る感じになってしまった。

最後のヌードルスの笑みもまた私を困惑させる。

映画の内容に、昔のニューヨークの雰囲気と音楽とがマッチして、

長いが一気に見れる良い映画でした。

 

ロバート・デ・ニーロ。マフィアの役が良く似合うと

何の文句も無いが、ジョー・ぺシはどの映画見ても

本当に悪そうで、誰よりもマフィアだと思うのです。

絶対にエエ人では無いだろうと勝手に決めつけています。

 

昔のマフィア映画、次はゴットファーザー行こうかな。

タクシードライバー

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TAXI DRIVER(1976年アメリカ)

監督:マーティン・スコセッシ

出演者:ロバート・デ・ニーロ

    ジョディ・フォスター 他

 

ベトナム帰りの元海兵隊ラヴィス、戦争による酷い不眠症の為に

仕事も無く、小さなタクシー会社に運転手志望で就職。

コミュ障、守銭奴の変わり者、休日はポルノ映画館に通うか

夜のマンハッタンを当ても無くドライブ。

廃れた街の若者の退廃を見て嫌悪する毎日。

 

ある日、トラヴィスは選挙事務所で勤務するベッツィーを見て一目ぼれ。

ストーカー行為から彼女をデートに誘う事に成功。

デート当日、いつものポルノ映画館へ。ベッツィー激怒。

どうなだめてもダメなので逆切れ、選挙事務所で殺してやると

騒いでしまう始末。

ラヴィス不眠症悪化、すさんでいく。

ある日、トラヴィスのタクシーに少女が逃げ込んでくる。

案内所の男みたいなのが連れ戻す。

ラヴィス、ここで方向転換。拳銃を仕入れ、射撃の練習と

肉体改造。鏡の前で自己暗示、半狂人。

 

そんな中いつかの少女と偶然出会う。少女は売春で稼ぎ、学校にも

行っていない。騙されているのも気づいていないので、説得を

するが、逆にくそまじめとバカにされる。

ラヴィス完全に壊れる。ここでモヒカンへ。

かつての選挙事務所、次期大統領候補を射殺しようと集会へ。

失敗で逃げちゃう。

夜、今度は少女の売春館で少女のヒモ、用心棒、元締めを射殺。

自身も銃弾を受け重傷も、生き延びた上に、なぜかマスコミから

少女を救ったヒーロー扱い。

 

ある夜、路上で同僚と立ち話をしていると、トラヴィスのタクシーに

かつてストーキングしたベッツィーが乗り込む。

分かってはいたが、もう執着は無し。彼女を降ろした後

夜の街をタクシーで一人彷徨う。

 

かの有名な映画です。

ロバート・デ・ニーロジョディ・フォスターも映画のタイトルも

知ってはいるが、見た事は無かった映画。

 

文章にすると、サイコパスの主人公、結果オーライな映画だが、

そこは若くてもロバート・デ・ニーロジョディ・フォスター

演技力で名作としている。

内容は気持ち悪い映画やけど。

 

会話少なく目線でのしぐさ、狂気に変わっていく様、感情の変化。

サイコだが色気を感じるデニーロの演技派やはり見ごたえが

ある。

 

映像も音楽も映画に合ってる。タクシーで流している街の風景、

赤いライトに照らされたロバート・デ・ニーロ

全体にすごくセンスが良く、演技も重なり大変面白い映画でした。

 

デニーロでまだまだいけそうだ。